技術系社員・インタビュー


入社2年目で設計した装置が特許を取得。
最先端の技術を誇る製本機メーカーだからこそ、ここまでできた。

医療やスマートフォンにも使われる画像処理技術を駆使し製本機の精度を上げる。

私の仕事は、製本機に搭載する検査装置の開発です。製品のいろんな箇所にカメラをつけて、乱丁などのエラーが検知されれば不良品を排出したり、印刷のずれ量を計測して、機械の動作を補正したりする。そんな装置を開発しています。こういうと特殊な装置のように聞こえますが、意外と身近なところでもこの画像処理の機能は使われています。例えば街で見かける警備用カメラの顔認識の技術や、スマートフォンの人気のアプリで、顔を認識してスタンプや画像を載せるものがありますが、それも同じような技術が使われているんです。
ホリゾングループは若いうちからどんどん仕事を任せてもらえるのがいいですね。私は入社2年目にして新製品の開発を任せてもらいました。これまでになかった全く新しい検査装置でしたので、参考になる既存商品や資料もなく苦労しました。手探り状態が続いてなかなかうまくいかず、何度も頭をかかえましたが、先輩方からのアドバイスもあり、約9カ月をかけて完成に至りました。カメラ自体はそれほど高性能ではないのですが、画素数をできるだけ抑えつつ、細やかな検査とエラーの補正ができるように工夫しました。これによって、低コストでも高い検査性能を実現できるようになったんです。しかもこの製品はその性能が認められて、特許を取得することができました。始めて任された仕事でいい結果が出せて、とても嬉しかったですね。若手社員にこれだけの活躍の場を与えてもらえたこと、そして時には見守り時には惜しみない助言をくれた先輩方にとても感謝しています。完成までの道のりは困難でしたが、それだけに商品開発のやりがいや面白さを感じることができました。ホリゾングループがトップレベルの製本機メーカーであり、高度な技術をベースに持っていたからこそ、特許という高い目標にも到達できたのだと思います。

最新のICT・IoT技術を駆使して
製本業界にグローバルイノベーションを。

私が仕事を選ぶ際に重視したのは、まず仕事を通してどれだけ社会に貢献できるのかということでした。活字メディアは現代社会において、まだまだなくてはならない存在です。また私が携わっている検査装置で不良品の発生を抑えることは資源の節約にもなりますし、人が行っていた検査を装置が変わって行うことで、マンパワーの有効活用にもつながります。こうして自分の仕事が社会のどこかで役立っていると思えば、モチベーションも上がり、もっといい仕事をしようという気持ちがわいてくるのです。
今後は製本機においてもICT・IoT化が必要です。印刷データの作成から印刷、そして製本までのワークフローの一貫化が進んでいて、そうなると最終工程である製本工程からスキームを発信する必要性が高まってきます。それは印刷・製本業界において、ますます製本が中心的役割を担っていくようになるということです。そのなかで画像検査装置も例外ではありません。自分が開発する製品が、印刷・製本業界をけん引する一つの力になれるかもしれないと思うと楽しみですね。これからどんな製品を開発しようかと夢が広がります。 今就職活動をされている学生の皆さん、ホリゾングループが長年にわたり培ってきた製本技術に最新のICT・IoTを駆使して、一緒にグローバルイノベーションを起こしませんか。ホリゾングループは若手技術者でも責任ある仕事が任され、先輩後輩関係なく意見やアイデアを出しやすい会社です。きっとあなたが持っている知識や技術が、新たな製品づくりに活かせると思います。

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