技術系社員・インタビュー


自分で手掛けた製品が世界で活躍。
グローバル企業であるホリゾングループだからこそ得られる大きなチャンス。

2年目で新製品の設計を任される。
完成時の達成感が次の仕事への意気込みに。

入社2年目、配属が決まってまだ1年足らずの時に突然、新製品の設計を任されたんです。それまでに機械の一部分なら設計したことはありましたが、機械一台をまるごと設計するなんて初めてでしたし、本当にできるのかと不安でした。でも実際に取り掛かってみると、自分でいろいろ調べながら設計していくのは面白かったですね。行き詰った時は先輩にアドバイスをもらいながら、半年をかけて完成させました。製品名は、携わった技術者同士で相談し「エレベータコンベア」に決めました。仕上がった時はやっと責任を果たせたと、心から安心しましたよ。
新製品の設計といってもゼロから始めるのではなく、他の部署からまわってくるデザイン画をもとに図面を書いていきます。製図には3DCADを使っていますね。「エレベータコンベア」の場合は約200もの部品からできています。既存の部品が使えない場合は、部品も設計します。設計図が仕上がったら、必要な部品を製造部署に発注し、仕上がったら自分で試作機を組み立てて動作確認をします。一連の仕事の中で私が好きな作業は、部品の配置決めです。いくつものユニットをどう並べるのか、それにはどの位置にネジをつければ干渉しないのか、などどうすれば効率良く配置できるのかを、まるでパズルのように考えているときが楽しいですね。
「エレベータコンベア」に続いて設計した「バッファーコンベア」も、アメリカの展示会に出展され、量産化が進んでいます。自分が設計した機械が国内だけでなく海外にまで広がっていき、多くの職場で活躍するかと思うと嬉しいし、誇らしい気持ちになります。

入社後1年間の研修が知識と技術のベースに。 教育熱心な社風がいい技術者を生む。

「製本機製造の事業は今後5年は大丈夫だが、10年先はわからない」。ホリゾングループの企業説明会で、担当者からそんな言葉が飛び出しました。これは書籍の電子化が進み、製本機の需要が落ち込んでいくのではないかという風潮を受けてのコメントでした。驚いた反面、こんなに正直に本音を語ってくれる会社でなら、気持ちよく働けそうだと思ったんです。これを聞いてますますホリゾングループで働きたいという気持ちが強くなりました。この正直さは社員も同じで、みんな少しでもいい製品を作ろうと、日々実直にモノづくりに向き合っているんです。企業説明会から数年がたちますが、「10年先はわからない」どころか、技術者たちがコツコツ積み上げてきた高い技術力を活かし、ホリゾングループは印刷・製本業界のデジタル化の先頭に立って、ますます勢いを増しているように感じます。
また先輩・後輩・役職に関係なくみんな「さん」づけで呼び合う、フランクな空気もいいですね。普段からそんな関係ですから、いざ仕事のアイデアを出し合うような時も、若手の私も一技術者として気兼ねなく発言できます。これはモノづくりをするうえでとてもありがたい環境です。
もう一つのホリゾングループの魅力は、社員教育に熱心な点です。技術系社員には入社後みっちり1年をかけた研修が行われます。組み立てラインで実際に機械をいじることが多かったのですが、そこで見たり触ったりした機械の内部構造がずいぶん頭にストックされ、新たな製品の設計を起こすときの、いいサンプルになっています。研修が終わって実際に配属先で仕事をするようになってからも、先輩たちが付かず離れずのちょうどいい距離で、こちらが困っているなというときには、助けの手を差し伸べてくれるんです。本当にありがたいことですね。 就職活動中のみなさん、ホリゾングループは真摯な姿勢でモノづくりに挑み、また技術者をとても大切に育ててくれる会社です。技術者としていい仕事がしたい、将来は自分の技術を世界で役立てたいと考えている方、ぜひホリゾングループに来てください。

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