技術系社員・インタビュー


仕上がった本を手に取るお客様の喜ぶ顔を想いながら
製品企画から量産化までをトータルプロデュース。

就活の工場見学で目の当たりにした
独創的な機械の動作に魅せられて入社。

印刷された紙がきれいにカットされ、ロールにからめとられて二つ折りになる。その紙がみるみる重ねられて束となり、最後の機械を通って一冊の本に仕上がってコンベア上に現れる。思いもよらない動きで次々と本を生み出していく機械のユニークさを目の当たりにし、「自分でも作ってみたい」と心を動かされたのが入社のきっかけでした。
私は今、折機の設計をしています。設計の仕事はただ図面を引くだけではなく、製品の企画段階から参加し、製品開発・設計、最終的には量産化の工程まで、トータルなプロデュースを担っています。お客様にとってどんな機能が喜ばれるのか、どうすれば使いやすいのかなど使い手のことを考えながら製品を生み出していくのはとても面白いですね。さらに今人気のフォトブックを作る機械を設計した時は、機械を使う人のことだけでなく、何千何万という消費者の方々がフォトブックを手に取って喜ぶ顔を想像しながら設計をしました。ここまで製品に対して想いを込められるのは、ホリゾングループの開発・製造・販売の一貫体制のもと、全工程に携われるうえ実際に機械を使用されたお客様からの声も聞けるからでしょう。また、開発や製造、販売とそれぞれの立場にいる社員が一つのチームとして協力しあってモノづくりに取り組んでいるという実感があり、心強いしやりがいもありますね。モノづくりに携わる人間にとってとても恵まれた環境ですし、仕事に対するモチベーションも上がります。
ホリゾン製品の大きな魅力の一つは、操作性の良さです。私が製品を設計する際にもその点にこだわっています。これまでの製本機は専門知識がないと操作が難しいという面がありました。しかし誰もが使える製品の開発を他社に先駆けて手掛けたことで、この分野では高いアドバンテージを得ています。職人不足が加速化するなか、お客様にも大変好評をいただいています。これからも市場ニーズに即した、社会に貢献できる製品開発に取り組んでいきたいと考えています。

 

時には展示会参加のために海外出張も。
インダストリー4.0の波に乗り、未来を拓く。

設計の仕事というとずっと社内にこもって仕事をしているイメージがあるかもしれませんが、ホリゾングループの設計部隊は実にアクティブです。打ち合わせや機械の調整でお客様の会社を訪問することは多く、自分が担当した製品の展示会へ参加するために、国内だけでなく海外にまで行くこともありますよ。様々なお客様や展示会で出会う方、海外販売店の方など、多くの方と接して直接情報交換ができることは大いに刺激になり、0から製品を考える設計士にとって貴重な機会です。生きた市場ニーズを製品設計に生かすことができますからね。
一方、社内に目を向けても特筆すべき点がたくさんあります。まずは社員のチャレンジを応援してくれる社風。新機能の開発や仕事への取り組み方など、いろいろな提案に対して、まずは「やってみよう」という姿勢で受け入れてもらえます。私がまだ新人研修中だった時のことですが、先輩から職場改革に関する意見を求められて提案した内容が、翌日には実行されていました。これには驚きましたね。「研修中の新人の意見を採用してくれるなんて」と、嬉しくなったのを覚えています。
今、印刷・製本業界にもドイツから始まった“インダストリー4.0(第4次産業革命)”が広がっています。印刷のデジタル化が急速に進んだことで、印刷の後工程とされてきた製本工程が重要な役割を帯びるようになってきました。こうしたデジタル化に関してもホリゾングループは業界の最先端を走っています。チャレンジ精神あふれるホリゾングループで、新しい印刷・製本業界の未来を切り拓いていきませんか。

 
メッセージ
ホリゾンを知る
仕事を知る
社員を知る
新入社員のリアル
インターンシップ
新卒採用
キャリア採用

マイナビ会員のかた