導入事例


株式会社石田大成社 中部事業本部

  • 導入製品
    ・高速無線綴じライン CABS5000 ・無線綴機 BQ-330(2台), BQ-270 ・中綴じ折機 SPF-8 ・紙折機 PF-P320 ・貼込み丁合機 HAL-4 ・断裁機 APC-T61

一気通貫の生産体制により総合効率の追求

 株式会社 石田大成社様は大正5年に京都市中京区(現:本社所在地)で活版印刷業を創立、昭和33年には先陣を切ってオフセット印刷を開始された。創業以来90年間培ってきた「印刷」を主体に国内30箇所の拠点と3箇所の生産工場(京都、愛知、東京)して北米、EC、中国に5箇所の拠点を構えグローバルな情報メディア産業として活躍し、現在に至る。

ポストプレスの特化戦略

 愛知県稲沢市の中部事業本部では年間700万冊を超えるマニュアル作成がある。当時クライアントの要求が高かった多品種・小ロットのニーズに対応するため、平成8年にオンデマンド印刷を開始し、当社のBQ-330を2台採用した。その後、小ロットだけでなく、すべての生産に対して「ISOの基準に添った品質管理体制」を構築するために、平成15年には高速無線綴ラインCABS5000を導入。導入した理由として「印刷物が発注者に届くまでを印刷工程と考えれば、製本・物流のもつ意味は限りなく大きく、印刷されたものを特徴づける特化要素は製本であり、それを支えるのが物流であると認識している。それに十分対応できる機種であると感じ導入に至った。その後の3年で、それまでほぼ外注だった製本加工が、今では社内で300万冊を超える生産能力ができた。これは当社の強みだ。」と生産管理部の水谷部長は語る。

HOTな情報の創造

 同社の企業理念は《HOT》だ。 H=Humanity 何よりも人間を尊重し社員を大切にします 0=Originality 他社との差別化を徹底的に追及します T=Technology ハード・ソフト双方の技術開発を積極的に推進します、この3点からも伺えるように、従業員1,000名を超える企業とは思えない程アットホームな職場環境である事と、他社との差別化を図るために新しい設備投資には非常に意欲的な印刷業様。今後当社にも新しい技術・開発を望まれている。