導入事例


有限会社エコー

  • 導入製品
    ・中綴じ折製本システム VAC-200+SPF-20A+HP-20A+FC-20A ・紙折機 AFC-544AKT ・丁合機 HAC-45, AC-8000S ・無線綴機 BQ-440W ・ミシン機 VP-53 ・ 断裁機 APC-61 ・その他 GM-5, SPF-8

お客様本位で短納期対応出来る製本会社

 今回ご紹介いたします元気な製本業者有限会社エコー様は大阪のど真ん中、大阪城の南に位置します上町・谷町で営業され、そこを市場として発展されている製本業者様です。この辺りは大阪でも最も印刷関連業者様が集まっておられる地域で、製版・印刷・製本・紙工と分業がなされており、この界隈一帯が一つの大きな綜合印刷会社のような印象を受ける特異な町です。その中で同社は長年印刷資材販売会社を営んでおりましたが、活字・写植などの販売低迷をきっかけに周りの反対を押し切って1995年に思い切って製本業に転業されました。社長様53歳の時でした。製本技術というものを何も持ち合わせておられない社長様でしたが、本業の営業技術に加え、製本設備に私共ホリゾン商品をお選びいただきこの新しい事業を始められました。

 これまでの製本業では商品の持ち込み、引き取りの多くは印刷業者の方の負担に頼る事が多かったのですが、多くの製本業者の方に先駆け商品の引取り、納品を負担され印刷業の方に喜ばれるサービスを始められました。また小ロットを得意分野とするだけでなく、「小ロットの製本を直にやってくれ。明日の予定だったのを今日に変更できないか。」など納期面で無理難題を言ってこられるお客様の要望にも応えながら、見かけの綺麗さ、正確さも重視されており、短納期、高品質での対応を目指しておられます。小口の仕事を中心とされておられ、お客様の件数も多く仕事の内容も伝票からページものまでと製本の雑貨屋を目指しておられます。大きな仕事を受けた際には仲間業者の方に依頼され、細かいものは内職に振り分けるなど、今までの人脈を活用しながら多くのお客様の信用を得られています。

 このような地価の高い場所で製本業を継続するには、粗利の比較的高い小ロット製本も積極的に受注され、社長はいつも製本業の仲間作りに励み、またお客様だけでなく、仕事に関係した皆が満足する方法を取られています。製本を始めてちょうど9年になられます。従来の職人気質に根ざした製本業とは少し違った方法を取られ確実に売上を伸ばされています。