導入事例


サンライズ印刷株式会社

  • 導入製品
    ・無線綴製本機 BQ-250 ・丁合機 MC-24 ・中綴じ折製本機 SPF-10+FC-10 ・ミシン・平行折機 AF-49

顧客満足、顧客拡大に向けて日々向上心で取組んでいます

 昭和5年(1930)に滋賀県彦根市に印刷会社を創業されましたサンライズ印刷株式会様を今回は訪問致しました。同社は、滋賀県下を題材にした「淡海文化を育てる会」で地域社会と密接につながる冊子を企画・出版されており、この印刷分野で老舗とも言える活躍をされている一方、謄写版印刷からタイプオフ印刷、そして現在では自費出版ネットワークの構築をされています。

同社の創業は、現社長のお父様に当たる岩根豊秀氏が、彦根市で謄写印刷業「サンライズスタディオ」を設立され、印刷物の受注と謄写版印刷の機材販売を手掛けられたことに始まります。操業のかたわら、謄写印刷技術の講習を開催し、県下に謄写版印刷の技術の普及にも尽力されました。現社長で2代続く同社ですが、印刷界のなかでは老舗中の老舗とも言えます。 前社長の影響を受けられたのか現社長岩根順子氏もいち早くワープロの導入、電算写植システムの導入などを始め、年賀状受注の広域展開、出版事業への参画など技術面、営業面においても活躍されております。

印刷の後工程なくして安定した受注は取れないということから、同社と弊社は長年にわたりお付き合いさせていただいております。印刷機をムラなく回転させるためにも後工程である製本の内製化は避けられないとのお考えから、無線綴機、中綴じ機を初め製本設備一式をご導入いただいております。
『印刷というメディアを通じて地域文化の向上に努力しよう』『製品の創造には限りない人間的な温かみのある感性でユーザーの満足を十二分に与える努力を』と言う経営方針を明確にお持ちの岩根社長は、常に顧客満足度を高める努力をされています。社長は、「100部程度の極少量の冊子から、書店に並ぶ出版物までニーズに合わした納品体制を構築し、短納期に対応することで顧客との信頼関係は強くなります。そのためにも製本設備が絶対不可欠ですね。」 と常々とおっしゃっています。常に新しい方向にチャレンジされる姿勢と、それをカバーする人材、設備をフル稼働し顧客拡大に繋がっているサンライズ印刷株式会社様の今後の益々のご繁栄をお祈り致します。