導入事例


ダンクセキ株式会社

  • 導入製品
    ・無線綴製本ライン CABS5000(2ライン) ・無線綴機 BQ-270 ・紙折機 AFC-544AKT ・上製本システム HCM-1/HCP-1 ・断裁機 APC-T61

ネット時代を迎え、従来型の製本業から情報関連企業に変身

 ダンクセキ株式会社様は、63年前の昭和21年に関製本として創業した長野県でも老舗の製本会社です。その後、平成5年に関一朗氏が社長に就任、平成18年には創業60年を機に、「お客様に感謝し、お客様からも感謝される会社」を目指しドイツ語の感謝を意味したダンクから「ダンクセキ」に社名を変更されました。

多品種・小ロットに適した製本機との出会い

 同社とホリゾンとの関係は、平成13年に無線綴じラインCABS5000をご導入いただいてからのお付き合いで、当時お使いだった機械は、ベテランのオペレーターでないとセット替えや微調整がなかなか出来なかったこともあり、コンピューターによる自動制御の製本機を導入いただくことで、「若いオペレーターの育成にも役立ち、生産コストもダウンさせることが出来た」と満足していただけました。その後、平成13年にはオンデマンド印刷に対応するための無線綴じ機BQ-270をはじめオンデマンドアルバムの作成用に上製本機HCM-1等を導入、更に平成18年にはCABS5000の2号機を増設していただきました。

情報創造企業を目指して

 同社のある長野県は昔から出版印刷が栄えた土地柄ですが、デジタル時代を迎えて辞書が電子辞書、地図帳がナビにと、劇的な変化を目の当たりにして、従来型の紙の製本だけに固執していては駄目だと痛感され、早くからITをからめたさまざまな事業を積極的に展開されました。そして、2年前からオリジナルアルバム(かんたんアルバム等)のソフトを開発し、Web上での受注ができ、さらに昨年からは大手企業との提携により、順調に売り上げを伸ばされています。長年にわたり蓄積された技術・ノウハウを活かしつつ、常に一歩先を見つめ製本・印刷・ソリューションと幅広い事業を展開される同社の益々の発展が期待されます。