導入事例


有限会社斎藤製本

  • 導入製品
    ・丁合機 HAC-60, MC-32, AC-8300, ・中綴じ折製本機 SPF-10+FC-10, ・無線綴機 SB-09, BQ-440, ・その他 エコノミー

品質と、短納期でお客様の要望に応えます

 千葉県市原市の有限会社 斎藤製本様は、平成元年に自宅駐車場を改築し斎藤製本を創立。当時は、限られたスペースに機械を設備し、仕事が受け入れられるようにレイアウトを工夫した。それでも、おさまりきらない用紙は倉庫に入れ、毎日夜遅くに、次の日に使う用紙と納品用の製本物を入れ替えして、苦労したという。平成7年に、現社長が代表に就任し現在の社屋に移転。スペースも4倍になり、毎年着実に業績を伸ばしている

伝票から、頁物製本へ

 弊社との出会いは、創業当初に伝票丁合機AC-8300、マーブル貼機GM-5、断裁機APC-T61の導入から。創業時は、伝票製本の仕事をしていたが、お得意様の要望で頁物の製本も手がけるようになり、平成4年に無線綴機BQ-440、コロ給紙丁合機HAC-30、中綴じ折製本機SPF-10・FC-10を導入。その後、伝票と頁物の比率が逆転し、頁物の製本機に積極的に設備投資するようになった。

ペラ丁合の利点を追求

 社長は創業時から仕事の納期を厳守するため、常に機械がフル回転できるようにメンテナンスを徹底して行い、調整や故障は、ほとんど自分で解決してきた。その積み重ねで機械に詳しくなり、製本の品質が向上。また、機械化で手作業を減らし、納期を短縮。最小限の人数で作業し人件費を削減。その努力がお客様にも認められ、年々取引先が増えている。
 様々な努力を続ける社長だが、ペラ丁合にかける想いもひとしおだ。「ペラ丁合は省スペース・少人数で作業するのに都合がいい。頁物の仕事は、重なることが多いが、同時に別々の仕事ができる。それに、インデックス等の変形が入る丁合物は折丁合ではできないが、ペラ丁合だと簡単に処理できる。しかし近年、菊全紙に16頁面付けをした仕事が多くなり、折丁合とペラ丁合の両方をこなすことで、最短でできる方を選択し、お客様の納期の要望に応えている。」と斎藤社長。世間の厳しい状況の中で生き残っていくため、他社と比較して絶対負けない特化した分野を持つことが必要だろう。