有限会社 佐々木印刷様は、現社長 佐々木渉氏のお父様が昭和43年に設立。主に同業者の仕事を引き受け、小ロット多品種の仕事を得意としている。 現在従業員数は20名を超え「製本部門は当社の一番のセールス部門」と佐々木社長は胸を張る。
同社は、今年5月に手狭になった前工場から、480坪の新工場へ移転した。「アナログとデジタルの共有をモットーに、古き良きものを大切にしながら、新しい事には積極的にチャレンジしている。それによってデジタルの弱点とアナログの弱点を補いながら、お客様のニーズにお応えできる印刷物を提供していきます」と、佐々木社長。その言葉通り早くからCTP出力、CIP3対応印刷機を導入。ノウハウを蓄積しながらも活版印刷機を残しており、現在の印刷機では対応できない、レントゲン袋や保存袋などの印刷にも対応している。
現在、プライバシーマークを申請中。お客様が「安心」して情報を委託でき、「安全」に処理した後、完全な「保護」ができる環境作りを行っている。日々さまざまな情報を処理・加工する印刷業として、個人情報の「安心」「安全」「保護」に余念がない。その一つに、セキュリティを重視した入室管理システムを導入。IDカードと非接触型のICチップの両方がないと入室できないシステムで、通用口、工場、制作室などへの入室は全て電気施錠管理されている。 開錠された時間、場所、ICチップナンバーは常にプリンター印字され記録を取るシステムである。 同社は、その時代が求めるもの、ユーザーが求めるものをいち早くキャッチして対応している。