導入事例


有限会社日光製本

  • 導入製品
    ・エアー丁合機 VAC, フリクション丁合機 HAC

伝統の技術に新しい考えを融合し、良い製品を作り出す

 文教地区である文京区小石川で昭和初期から製本業を営まれています日光製本様を訪問致しました。創業され始めた頃は書籍製本も行われていたそうですが、近年の流れから弊社の製本機械を導入されて以来、小ロットページ物製本を中心に営んでおられます。

日光製本様との出会いは、昭和59年に丁合機AC-4800の導入が始まりでした。ペラ丁合中綴じライン・4コマ無線綴機・丁合機AC-4800をHACに入れ替え・三方断裁機をご利用頂き、昨年の夏には、多様化する紙質と製本の速度アップも考慮され、最新鋭のエアー式丁合機VACを導入して頂きました。 現会長には、手作りの上製本・和本の作り方を教えて頂きました。今でも講習会などで役立たせて頂いております。印刷業界の方からの依頼を受け、同社へ小部数の角背の上製本・和本をお願いすることがあります。2年前に同社のご子息が社長に就任され、仕事の幅を広げられて堅実に操業されております。森岡正博社長は、一言「お客様と私は相思相愛です。」と話されました。確かに、同社の人情味溢れる社員のお人柄と、社風に、社長のお考えが強く反映されていると感じました。

伝統ある技術を持ち続けながら、新しい考えを取り入れ益々発展される事を期待しています。