導入事例


羽深製本有限会社

  • 導入製品
    ・無線綴機 BQ-440 ・丁合機 HAC-60 ・菊半裁紙折機 AFC-546AKT ・紙折機 PF-38

お客様のあらゆるニーズに答えられる製本会社を目指しております。

 ここ神奈川県川崎市は、日本の電気メーカーさんの工場が立ち並ぶ京浜工業地帯で、今回はこの地で製本業を営まれている羽深製本様を訪問させて頂きました。羽深製本様は昭和38年川崎市中原区にて創業されました。川崎市は、富士通、NEC、東芝、キヤノン等の日本を代表する電気メーカーの開発・製造拠点があり、それに関する下請け関連の中小企業が多くあります。羽深製本様では、これらの会社で使う伝票の仕事が非常に多く、常に工場一杯の仕事がありました。社長様は、神奈川県製本組合の副理事長を長く勤められ、製本業構造改善事業の推進に努力されました。その功績から、平成10年に黄綬褒章を授与され、現在も神奈川県の製本組合の重鎮として活躍されています。 以下に、取材にご協力いただいた御子息の羽深専務様のお言葉を記載させて頂きます。『当時から伝票専門の製本業を営む会社で、昭和61年に私がそれまで勤務していた会計事務所を退職し、後を継ぐ為羽深製本に入社し、同時に法人組織として羽深製本有限会社を設立しました。この頃から折り、ミシン、無線綴製本などの仕事にシフトし、ホリゾンとの付き合いは昭和60年に16段のペラ丁合機を導入に始まりました。

 先のことを考えて、当初仕事が少なかった無線綴製本をする為、BQ-440と60段のペラ丁合機HAC-60を導入しましたが、これが、現在の仕事の50%を占めています。また、最近導入した紙折機のAFC-546AKTは、それほど期待はしておりませんでした。単にDM折などの小ロットに対するセット替えの時間短縮がこの折機購入の目的でした。しかし使ってみてパネルに向かい、こんな折はあんな折はと試してみました。すると以外にも複雑な折でもしっかり折れるので、驚きました。観音折も簡単に折れますね。もう一台欲しい感じです。ところで展示会ですが、なるべく行くようにしています。東京ビッグサイトの展示会から個展までほとんど行っています。いくと必ずNEWモデルがあるので、これにも驚かされます。展示会なんて買う気もないのに行ってもしょうがないと言う人がいますが、私はそうは思いません。行けば必ずヒントがあるし情報も豊富ですから。これからも行くつもりです。我々の業界にホリゾンという強力なメーカーが存在することがなんとも心強い限りです。これからも期待しておりま~す。』 羽深専務様が会社に入られて、会社の方向が端物から頁物へ変わりつつあり、地元の伝票はもとより、マニュアル製本と取扱い説明書の折りが多くなりました。現在、紙折機は大小合わせ6台が稼動し、上手く時代の変化に対応されておられます。今後、益々のご発展をお祈り申し上げまして取材を終わります。