株式会社トータルプルーフ様は1991年3月に有限会社トータルプルーフとして法人創設され、今年で28年目を迎えられる企業です。創業当時は色校正機 「KF-123-GL」1台で創立された会社でした。仕事の増加に伴い、オフセット印刷機「小森菊全リスロン40・LS-440」を導入、さらにオンデマンド印刷と事業を拡大されていきました。創業10年目には資本金を増資され、「株式会社トータルプルーフ」として組織変更。その6年後には本社と工場を合併し新社屋で新たにスタートされます。
　現在では、ルーツである色校正サービス・UVインクジェットサービス・企画提案（ドローンや動画を取り込んだ印刷物、ARなど）・高精細印刷を使用した福岡県知事指定特産民工芸品カタログの印刷など、幅広く活躍されています。

　今や本の代わりにスマートフォンを片手に持ち運ぶ人が多くなっている時代です。「時代の流れに沿って、私たちに何ができるか、苦悩の先にたどり着いた答えが『仕事を受けるだけではなく、自ら仕事を作る』『お客様のニーズへの対策』ということです。そこで『企画提案の実践』に邁進しました」と河瀬社長はおっしゃいます。お客様が求めるものを手さぐり状態で探し、さまざまなご縁を得て、イベント企画、SNS広告、フェス開催、プロジェクト企画立案へと、発展したそうです。フェス開催を成功におさめ、現在では、子育て支援の代理店を務めている同社。「未来を担う子供たちや子育て世代の方々に、印刷を通して支援できるプロジェクトの仕事をさせていただけることに感謝しております」と社長は笑顔でおっしゃいます。

　同社では、美しい印刷を目指して日々奮闘されています。印刷の基本線数は175線ですが、ご要望があれば最大340線まで対応され、より綺麗でインパクトがある商品を提供されています。また、線数の多い印刷物を出すためにも印刷機（導入して15年以上）の整備は必須で徹底して行われています。
　その印刷力を生かし、風景撮影ガイド本を作成され、九州の美景、秀景、絶景を鮮明に印刷されました。今では福岡県知事指定民工芸品カタログ等の指定会社になり、社員の皆様が日々奮起されています。