有限会社樋口製本所様は昭和40年1月に岐阜県安八郡で事務用製本を主体に創業。 平成元年に現在の場所に新工場を建築した。その際に事業を拡大し、中綴じ、無線綴じなども手掛けるようになり現在に至る。地元大手印刷業者様の中小ロットの製本物を中心に短納期、高品質を武器に活躍している。
同社とホリゾンの関係は、1983年に伝票丁合機AC-60を導入したことに始まり、今年で25年になる。1988年に新築移転してからは数えられないほどのホリゾン機を導入。ホリゾン機を採用した最大の理由は「当時は特に小ロットの製本物は短納期が求められていた。その中でホリゾンの製本機は操作性、製本速度共にそのニーズを満たしてくれる商品と感じて導入した。現在では何処にも負けない短納期が実現できている」と樋口社長の言葉。
「現在、印刷工程はすべてアナログからデジタルへ移行されており、製本加工においては、ますますの短納期と品質の安定が望まれている。製本業者に掛かってくる重要性は大きい。その中で低コスト、高品質を維持するためには製本機器の自動化が大きく貢献する」と話す樋口専務。最近では弊社の全自動紙折機AFC-566FKTを2台導入。その2台でセットデータがやり取りできるようにi2i Systemも導入し、効率のアップを実現した。「設備が自動化されていくことで、今まで人材で悩んでいたが、それが解消した」と現在では機械のオペレーターはほとんど女性の方だ。最後に樋口社長から「製本業者にとっては、メーカーからの情報が設備投資をする際の大きな判断材料になっている。これからも新製品や新しい技術に関しては積極的にPRしてほしい」この力強い言葉に、今後もさらに応えていきたい。