株式会社ナミカワ様は1973年にナミカワ写植として、現会長の並河慎一氏が創業され、写植機により版下製作を開始、後に両面印刷機、製本機と順調に設備し、9年前に業務拡張のため現所在地に移転されました。社員平均年齢29.5歳と非常に若く、活気のある同社ですが、弊社の製本設備を導入していただいている最大の理由を伺いますと、「専門知識が無い社員でも扱いやすく、マスターするのに時間がかからないからですよ。」 と、社長はおっしゃって各工程に2セットずつ設備していただいております。 同社は、東海地区の印刷業では最も早くISO9002を取得。製造システムをいち早くマニュアル化するなど、品質管理を徹底し、昨年には環境面への配慮を進めISO14001も取得されました。同社は、メーカーのマニュアルを中心に受注されており、10年ほど前からCS(顧客満足)向上のため、多品種、小ロットに対応できるオンデマンド環境を構築されました。「オンデマンド印刷では、製作から出荷まで全ての工程を短縮化しないとお客様の満足は得られないし、まして製本を外注していたのでは納期管理ができないんですよ。すべての工程でのコストダウンが本当の価格競争力につながりますからね。将来は中国での生産も検討しているんですよ。」と社長はおっしゃいます。同社の価格体制の強化が期待されます。
同社と弊社は、1982年に弊社無線綴製本機BQ-220を購入していただいて以来、20年間のお付き合いをさせていただいております。 「今後も、新しい発想のホリゾン商品に期待しています。」 との社長のお言葉にお答えできるように弊社も努力することをお約束し、株式会社ナミカワ様の今後益々のご繁栄をお祈り致します。