導入事例


杉森印刷株式会社

  • 導入製品
    ・紙折機 AFC-544AKT ・丁合機 AC-8300S(2台) ・中綴じ折製本システム VAC-200+ST-40+SPF-200A ・鞍掛け中綴じ製本システム StitchiLiner6000+IM-30 ・無線綴機 BQ-440 ・ミシン機 VP-53

お客様のご要望にハイクオリティで応えます

 杉森印刷株式会社様は、社長である杉森由幸様が、昭和27年に当時主流であった文選・植字と手差し活版機の印刷会社に就職されたことに始まります。昭和42年には、印刷会社で修行された社長が、『印刷という仕事を通して地域文化向上の一端を担いたい』という思いで創業されました。その後、業界の急速な変化を先取りしてオフセット印刷から輪転印刷機などを導入されて順調に事業を拡大されています。

地元地域に密着したサービス

 同社は静岡県の浜松平野でも北部の浜北区に位置しています。平成17年に浜松市に編入合併されましたが、創業以来、地元の印刷産業に寄与してこられました。地元の官公庁や学校を中心に、自動車部品メーカーや観光地のパンフレットなどの印刷に携わる一方、神社・寺院が頒布する神札・護符など、いわゆる『御札』の作製もされています。御札は、紙質や文字書体なども様々で、形や帯色の種類も多くあり『要望にお応えするには手作業になることが多い』とのお話でした。また、屋内外の看板、幕など紙以外の印刷も手掛け、幅広い顧客をもっておられます。「地元の役に立つこと、地元と関わりを持たせていただくことが、事業の安定に繋がるのですよ」と社長はおっしゃいます。
 同社は、菊全両面カラー印刷機から菊四切単色機、短納期に対応できるオンデマンドカラー印刷機、モノクロオンデマンド機、特殊印刷用に活版印刷機等、様々な印刷機を揃え、広報誌や、チラシ、封筒、伝票等、お客様のニーズに柔軟に対応されています。

新たな営業展開

 平成24年4月には、同社より1km離れた所に、新東名高速道路の浜松北インターチェンジが開通し、県内外への交通アクセスが容易となりました。新たに行動範囲が広がったことで、従来までは距離と時間の制約で足を伸ばしにくかった地域への営業活動も積極的に行えるようになり、売り上げを伸ばしておられます。
 また、印刷デザイン技術を活かして地元運送業者や社寺、リフォーム 建築業者などのホームページ作製やネット受注も新たに始められ、積極 的な営業展開をされています。

ホリゾンとの出会い

 弊社とのお付き合いは、平成5年に伝票丁合機AC-8300Sを導入いただいたのが始まりです。機種を選定する際には、社長自ら、弊社のショールームに丁合紙を持ち込み、伝票用紙だけでなく様々な用紙で丁合動作を確認の上、ご注文をいただきました。3年後には、製本機械の充実と更新で、伝票丁合機の増設と無線綴機BQ-440を導入していただきました。
 その後、平成20 年には『加工機もコンピュータ制御の時代にしたい』と、自動紙折機AFC-544AKT、中綴じ折製本システムVAC-200+SPF-200Aラインを導入。「折り作業と中綴じの生産が向上した。導入してよかった」と嬉しいお言葉をいただきました。
 昨年には、弊社のロングヒット商品であるStitchLiner6000にペラ入紙装置IM-30を接続して導入していただきました。このシステムにより、中綴じ、三方断裁仕上げ、穴あけが可能で、端数ページや追加用紙の入紙がワンパスで行えるため、定期刊行物や中綴じパンフレットの製本時間短縮に繋がり、生産性が飛躍的に向上したそうです。「機械のセッティングや調整は、タッチパネルで設定できて簡単だし、定期物はメモリー機能を活用することで専属オペレーターを配置する必要がなく、男女を問わずにワークローテーションを組める。製本の予備紙もほとんど必要としないことも素晴らしい」と社長のお言葉で、大変満足してご使用いただいています。後加工機の拡充にも意欲をお持ちで、筋入れ加工や抜き加工、PUR製本の充実などやりたいことはたくさんあるが、そのときもホリゾンに頼みたい」とのお言葉。弊社としても、お客様のご期待に添える後処理機の提案をお約束します。杉森印刷株式会社様の、ますますのご発展、ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。