導入事例


株式会社矢沢製本

  • 導入製品
    ・無線綴じ製本システム CABS4000(MG-120H+SB-09) ・無線綴じ製本機 BQ-440 ・鞍掛け中綴じ製本システム StitchLiner5500 ・中綴じ折製本システム VAC-200+SPF-20A+FC-20A ・丁合機 SAC-450, AC-8300, AC-83X ・紙折機 AFC-742K(2台), EF-714, AFC-504KT(2台), AFC-406T6F ・断裁機 HT-70 ・ミシン機 VP-66

スピード・品質・真心で、印刷・製本業の リーディングカンパニーを目指す

 株式会社矢沢製本様の矢沢貫治社長は長野県伊那出身で、上京後に新宿区山吹町(早稲田)の株式会社太洋社製本様で修行されました。その後は、カーボン印刷会社に勤務されていたのですが、昭和62年に退社され、東京都東村山市久米川の地で創業されました。業績拡大にあわせ2度移転され、現在の東村山市青葉町の地で順調に操業されています。

製本なら何でもお任せください!

 創業時は横型伝票丁合機・マーブル貼機・断裁機を設備し事務用品が中心でした。その後、弊社設備を数々御導入いただき、今では同社のキャッチフレーズにあるように『製本なら何でもお任せください!! 無線綴り、中綴じ、折加工、帳票類(伝票類)ミシン等・・・1冊からでも製本可能です!!』となんとも頼りになる製本業者として活躍されています。

ホリゾン製品が活躍中

 弊社との取引は、創業1年後の昭和63年に4クランプ無線綴機BQ-440と縦型ペラ丁合機AC-3200の御導入に始まり、小ロットページ物の加工をされるようになりました。その後、仕事量の増加にあわせ、AC-3200はHAC-45、SAC-450と更新いただきましたが、BQ-440は好調でまだ現役で稼動しています。中綴機は、発売間もないペラ丁合中綴折り製本システムMC-16+SPF-10を御導入いただきました。当時「ペラ丁合で中綴じができるとは、画期的だね」とのお言葉をいただいたと記憶しています。その後、SPF-20、SPF-20A、StitchLiner5500 と新商品発表と共に更新いただき、現在VAC-200+SPF-20A、StitchLiner5500が活躍しています。取材させていただいた時も、12万冊のカレンダーが終わったばかりとのことでした。

 無線綴機は、移転にあわせ平成7年に8クランプ無線綴機SB-08を御導入いただきました。その後、お客様からの要望にこたえるために折丁からの無線綴ラインCABS4000(万力丁合機MG-120H+9クランプ無線綴機SB-09)にステップアップしていただき三方断裁機HT-70も御導入いただきました。これにあわせて菊全16頁紙折機AFC-742Kを2台御導入いただきました。この効果により、従来のペラ丁合から折丁までの小ロットから中ロットまでの対応が可能になり、お客様の幅広い要望に答えられるようになりました。このほかにミシン機VP-66、紙折機AFC-504KT、EF-714、伝票丁合機AC-8300、AC-83Xがあり、1年前には、最新のミニ折2点機AF-406T6Fを設備していただきました。まさに『製本なら何でもお任せください!!』の模範です。

1冊からでも製本できます

 同社は、東京都東村山市にありますが、専用車を持ち町田・八王子等の三多摩地区はもちろん相模原・入間の隣県や中野・豊島等の23区までもデリバリーされています。また、最近ではホームページを見たお客様から「1冊でもできますか」との問い合わせがあり、「もちろん受けますよ」と時代のニーズを捉えた社長のお言葉です。また、近頃は帳票を加工する製本業者が減ってきて「少量でもやってもらって助かるよ」とお客様から声をかけられるそうです。

経験豊かな職人の手と製本を見る目

 矢沢社長のモットーは『スピード・品質・真心』です。「このモットーを実現するためには『最新の設備』だけでなく『経験豊かな職人の手』と『製本を見る目』が必要なんだ」とおっしゃいます。社長は山吹町時代から製本一筋に40年の経験をお持ちです。その『経験豊かな職人の手』である匠の技を従業員の方々に伝承している毎日です。最新型の機械にはミス防止の検知装置が付いており、もちろん同社の製本機にも付いています。しかし、それだけに頼るのではなく、最後の最後は、人の目による検証、つまり『製本を見る目』が重要でその目を養っていくということです。
 昨今の不況にも耐え「三多摩地区の印刷・製本業のリーディングカンパニーを目指していきます」と矢沢社長から力強いお言葉を聞くことができました。株式会社矢沢製本様のご繁栄をお祈りいたします。