導入事例


株式会社あけぼの

  • 導入製品
    ・中綴じ製本システム VAC-300+SPF-20A+FC-20A ・無線綴機BQ-450 ・紙折機 AFC-546AKT, AFC-664AKT(2台), PST-40 ・ミシン機 VP-66

多様化するニーズをリアルタイムにサポートします

 株式会社あけぼの様は、昭和62年1月に株式会社第一印刷所の製本部門から独立し、グループ会社の製本加工を一手に引き受ける製本会社として設立。平成12年には、大幅な増改築を行い、製本能力の増強を計る。平成15年にはISO9001・ISO14001を認証取得し、現在に至る。

多品種・短納期に対応するための増設

 同社は、無線綴機2ライン・中綴じ機3ラインを軸に並製本を主にして後処理加工全般を行っている。多品種小ロットの要望に応えるため、平成12年の増築と合わせ、中綴じラインのVAC-300・SPF-20A・FC-20A、無線綴機BQ-450等を導入した。また、外注で対応してきた小物の折加工については、平成15年に開催されたIGAS2003で、紙折機AFC-546AKTを見て即座に導入を決定。翌年には菊全判サイズのAFC-664AKTを2台導入し、多品種・短納期の要求に対応した。「従来使用していた機械の老朽化が進み、入れ替えを検討していたところ、ホリゾンの紙折機を見てセット換えの速さ、折りスピード・精度に関しても我が社で十分に活躍してくれると感じた。実際、それまで外注していた折加工をほぼ内製化することができた。」と永井専務。

ISOマニュアルでより標準化された管理

 全社員がISOのマニュアルと規定通りに作業を実践することで、納期厳守と品質を第一に考え、製本を芸術の域まで高めたいとの思いで日々前進する同社。将来的には、始業時に機械が自動で稼働点検をしたり、加工始めの仕上がり点検等の作業現場で役立つ機能と工程管理、生産管理、品質管理など管理者として欲しい機能を持ったネットワークフローシステム(i2i System)の更なる進化に期待を寄せている。